大航海時代の栄華
リスボンのというよりポルトガル一有名であろう世界遺産を見に行く
Mosteiro dos Jerónimos ジェロニモス修道院
1502年ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念してマヌエル1世によって着工
中断などもあり完成したのは19世紀。実に300年もの歳月を費やしたというジェロニモス修道院
リスボンのベレン地区にありベレンの塔と共にポルトガル最初の世界遺産となった。
当然チケット売り場は大行列。遮るもののない青空の下おとなしく行列に加わっていると
係員が博物館のチケット売り場でも買えるよーと叫ぶんで
半信半疑で行ってみるとサクッと買えたよw しかし巨大な修道院なんで遠かった・・・
南門は聖母マリアを中心に24人の聖人や聖職者の像で飾られた重厚さ
1584年の天正少年使節団も訪問したそうで。たまげただろうなー
修道院一番の見所は中庭を囲む回廊
ポルトガルのオリジナリティ溢れるマヌエル様式建築の最高傑作と評される
全体の造形もとても有機的に見える。メルヘンちっくというかキモカワイイというか・・・
なんとなくガウディのグエル公園を思い出したり
イスラムの影響も受けているマヌエル様式。レース細工のような繊細さはそのあらわれ
修道院付属のサンタ・マリア聖堂は一転して荘厳な雰囲気
高い高い天井を支える無数の柱。
基本はゴシック建築だがまるで巨大な木々が空を覆っているようでもあり
小宇宙に包まれているかのような気分。
ざっくり言っちゃうとサグラダ・ファミリアっぽい大航海時代の富を投じて建てられただけあって見応え満点のジェロニモス修道院
マヌエル様式の影響を受けていたかは?だけど
「構造は自然から学ばなければならない」といったガウディとの共通点も興味深い
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